ブライアン・ウィリアムズ

初めに、

 ブライアン・ウィリアムズさんの絵と初めて出会ったのは10数年前、コテージのロビーに飾られていた4組の版画でした。藁葺き屋根の日本家屋をモチーフにした四季の絵で、深々と降り積もる雪の冬、菜の花咲く春、緑輝く夏、実りの秋…懐かしさと同時に、失われつつあるこれらの景色が訴えてくる”何か”を感じ引き込まれました。
 それからは、このコテージで仲間と焼肉パーティーを開くとともに、ブライアンさんの絵を観る楽しみが増えたのでした。

 ブライアンさんが日本に来られたのはまだ学生の頃。大学卒業目前に世界一周旅行を計画、途中下車のつもりが自然と人情に魅せられて定住したそうです。大津に移り住んで10数年、琵琶湖や民家など自然の風景や日本の四季の移り変わりを詩情豊かに描き続けられています。


プロフィール

1950年     ペルー・リマ生まれ。少年時代をアンデス山脈の大自然の中で過ごす。
1968年     米国・カリフォルニア大学で美術を専攻。
1972年     大学卒業目前に来日。以降、日本の風土に魅せられて定住。
1981年以降  横浜・京都・神戸・滋賀・大阪・東京・岐阜・米子・岡山等、50回以上に渡り個展開催。
1992年     来日20周年を記念して画集「日本を描いて20年」出版
1996年     朝日新聞社主催「日本の風土に魅せられて−ブライアン・ウィリアムズ展」を大阪・奈良・滋賀等で開催。
1998年     京都四条・高島屋他で「ブライアン・ウィリアムズ展」開催。

出版物

「美しい日本のこころ」ジョニー・ハイマス&ブライアン・ウィリアムズ  求龍堂
〜無言の警告と静かなる闘い、在日20数年のふたりの異国人が贈るあたたかいメッセージ集〜

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